2015年05月21日

残雪の日高最高峰へ

2015.5.9-12
神威岳〜幌尻岳(ガイド:YOU&原)

ちょっとアップが遅くなりましたが、行ってきました!
この春の大一番手(チョキ)
日高最高峰の幌尻岳の頂を踏んできましたよぉ〜^^

DSCF9776.jpg 八千代から勝幌。

この景色を見て育ったものとしては、いつみても・・・いい景色です。

戸蔦別林道もびれい橋奥の駐車場手前まで車が入り、雪を求めて林道歩き。
当然ながら神威岳北東尾根は藪からのスタートだったので、
藪を回避して奥のルンゼから取り付き、程よく上がったところでC1。

クマゲラ・フクロウなどの野鳥がたくさん訪れるいい場所でした眠い(睡眠)

Mさんが担ぎ上げた渾身のおつまみ↓↓

DSCF9797.jpg グロ旨いっ!(笑)


Day2

寝ている間にさらりと雪も降り、あたり一面真っ白に。
ガスっていたものの、雨よりマシで順調に進む。

DSCF9811.jpg 神威岳までもう少し。

稜線に出たころから雲が時々割れ始め、少しずつ展望も出てくる。

DSCF9824.jpg 快適な稜線歩きもあれば・・・

DSCF9838.jpg もちろん藪も。日高ですから。

終盤幌尻や戸蔦別の姿もチラホラ、いい景色に元気をもらうわーい(嬉しい顔)

重い荷物と時々見事に踏み抜く雪、そして這松の中にルートを見出すこと9h。

いいところまで進み、C2設営。

DSCF9886.jpg 今シーズンNo.1のテン場。

風もほとんど当たらず、またブロックも万全に積み上げ、快適な居住空間。
幌尻側に日が沈み、十勝平野も帯広の夜景も眺められる好立地ひらめき

話にも花が咲き、疲れも吹き飛んだC2でした。



Day3

DSCF9956.jpg Good morning.

早朝、街の明かりや満天の星空を楽しんだ後、御来光を迎えました。

DSCF9961.jpg 幌ちゃんも御覧の通り。

風は残るものの、最高のスタートを迎え、快適にアイゼンをきかせながら歩く。

少し進んだ頃、やっぱりありました↓↓

DSCF9981.jpg まだ若いヒグマの様で・・・。

とってもフレッシュな足跡。
テント場にはやや通りところでしたが、
新冠側から十勝側へ稜線を越えてどこへ行ったのでしょうね・・・。

日も高くなり始め、周辺の展望はますます輝きを放ちます。

DSCF9984.jpg 南側を臨む。

一日中、360度どっぷり日高の展望に包まれて、どこを切り取っても素晴らしい一日。
雪の状態もよく、ルンルンの山歩きでするんるん

DSCF0034.jpg 幌尻の肩より七つ沼カール。

沼も二つほど出ていました。
また、湧水も流れ込み、非常にありがたい給水ポイントも。

DSCF0025.jpg 程よく冷たい良い水でした。


ところにより風は牙をむき、容赦なく吹き付けました。
初めて見た現象で、強風や竜巻がフィルムクラストを剥がし取り舞い上がる・・・。
これは写真がないのですが、風の抜ける稜線の各所で見受けられました。
海岸線の泡が舞い上がっているような感じでした。

ところにより、の風はご覧のとおりです・・・↓↓ 

DSCF0042.jpg 

そんな風にも負けず、頂上へ。

DSCF0047.jpg あと少しですよ〜!

無事に登頂成功ひらめき
風をよけてゆっくり休憩&景色を大満喫。

DSCF0060.jpg 春の姿も素晴らしい。

十二分に残雪の幌尻岳山頂を満喫。
下りの元気もフル充電で復路につきました。

来た道を戻り、ところによっては慎重に。
風がまったく当たらない七つ沼カールで大休止も。

DSCF0100.jpg リラックスしすぎな2人

ポカポカ陽気と湧水で再充電完了。
名残惜しい七つ沼にも別れを告げ、テントに戻りC3。

最高の一日だったとテントで語り合う夕方。最高の時間でした。


Day4

油断することなく早朝出発。
この日の御来校も綺麗でした。

神威側にあった藪の稜線はとても戻れないということで林道終点に向けてエスケープ。

雪、伐採道を繋いで下までおりて、日高の〆はやっぱりこれで・・・↓↓

DSCF0139.jpg 渡渉も先取り完了!

DSCF0144.jpg ジャ〜とやってリセット完了。

天候にも恵まれ充実の4日間。
これ以上なし!まだ残雪登山は終わってませんが、今シーズンの集大成ともいえる1本でした!(YOU)




posted by ノマド gaidorepo-to at 12:14| 北海道 ☔| スノートレック | 更新情報をチェックする
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