2014.10.26(SUN) 様似山道
『1799年、ロシアの南下をはじめ、外国船による危機を感じた江戸幕府が、
東蝦夷地を幕府直轄領とし北方警備と道路開削にのりだしました。』
とつづられているのは様似町指定文化財である様似山道東口の看板。
幌満地区から歩きだし、この古道を楽しんできました。
東口の脇に流れる幌満川では、まだ生き生きと泳ぐ鮭の姿も。
ところどころで見られたのは力尽きたホッチャレ。
自然の循環と、季節を感じさせてくれるスタートとなりました。
山道を歩き始めると、道を埋め尽くす落ち葉。
時々道が分からなくなりそうな場面も多々ありましたが、
様似山道にはピンクの目印などが設けられているので、
こんな時もあたりをじっくり見渡せば安心です。
それにしても紅葉の当たり年。
この秋はこの一言に尽きてしまう感じですが、様似山道も良かったです。
冬の雪の少なさと厳しさからか、臨床には笹がほとんど生えていません。
普段の山歩きだと、通年緑生い茂る笹は付き物ですが、ここは一味違いました。
いつもとはちょっと違う感じがとても新鮮。
道を埋め尽くす落ち葉を踏みしめながら、ゆっくり紅葉を楽しみました。
途中、海岸の展望が良い場所に出ました。
その先は断崖絶壁・・・・ということで、いい景色ながらも気を付けて。
後半には昆布の干場を通るところも。
昆布好きとしては、興味のある場所です。
今夜は湯豆腐で決まりっ!
約4hほどでフットパスコースになっている全7kmを完歩しました。
こんなにキレイな紅葉を見られるのもあとわずか・・・・でしょうか。
いままで見てきた中で、一番キレイな秋だと感じています。
一日中気になっていたのはあの雲・・・・





アポイ岳〜ピンネシリの山幅と同じくらいに広がる風雲の重なり?
以前、冬の八ヶ岳でも同じ様な雲を見たことがありましたが、
あの時は一日中強い風に見舞われました。
今回は標高も低いせいか、割と穏やかで暖かな一日。
自然には色々な現象を見せてもらって、本当に飽きませんね!(YOU)
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