事務仕事に余裕がなく山に行ってばかりだと、あっという間に6月も末に。
まとめてドンでレポート行きます。
6.14-16 蝦夷梅雨に見事やられた中の岳
まさかの蝦夷梅雨に見舞われ、当然のことながら川は増水・・・



ということで、中の岳から転身すること、ちょっとマニアックな山に行ってみようということで、観音岳と久山岳に行ってきました。
そんな朝のえりもの一コマ。
とっても迫力ありました。みんなで感動の10分間。
そして増水してハート型もデカくなっていた豊似湖から、沼見峠を経て、
おぼろげな踏み跡とピンクテープを辿り観音岳の山頂へ。
悪すぎる藪ではありませんが、時々背丈以上の藪になるので、ルート取りにご注意を。
翌日は久山岳へ。
こちらもたまぁにしか行かない山ですね。
冒険気分で行ってきました。
展望はありませんでしたが、山頂付近の八ヶ岳を思わせる風景がGOODと皆さん。
下りにこそ降られましたが、マニアックな2座を完登。
6.18-20 駒ヶ岳・大千軒岳・狩場山
連戦となった道南三山。
しかしながら、なかなか当たらなくずっと行きたかった仕事だけにハッピー

抜けたはずの蝦夷梅雨でしたが、ガスを残し抜ける寸前。
駒ヶ岳の山頂では、ガスが時折晴れたのをきっかけに、休憩時間を延長したら、
剣ヶ峰が5分間だけ姿を見せてくれました。
1929年の大噴火により、剣ヶ峰山頂付近まであった緑は一旦失われ、
85年の歳月を経てここまで復活したんだなということに一番感動しました。植物スゴイ!
翌日は大千軒岳へ。
こちらも曇り時々晴れと言った感じで、読めないお天気。
稜線のお花もなかなかGOOD。歓迎ムードでした。
そして狩場山へ。
こちらは生憎の霧雨スタート。天気予報も曇りだったので、雨覚悟の一日でしたが、
1000m付近まで登り上がると雲に切れ間が・・・!なんと雲海だったんですね。
ななめに500m位歩いたでしょうか。6本爪アイゼンにて。
結構急な斜面もあったので、もうしばらく注意が必要ですね。
上のお花畑もこれからでした。
頂上手前にも大きな雪原があり、気持ちよく歩く。
下山するころには雲海もなくなり、ようやく蝦夷梅雨に別れを告げたというところでしょうか。
6.21-22 アンヌプリ&羊蹄山
連戦は続き、一路ニセコへ。
山頂こそは雲が取れませんでしたが、それ以外は良いお天気に。
ようやくいい天気の日に歩いている感じ。
それにしてもタケノコ採りの人々、スゴイこと。登山者より多いですね!
そして翌日は羊蹄山へ。
とっても久しぶりの夏の羊蹄山。10年ぶりくらいに比羅夫コースへ。
ひんやりした気持ちの良い森を歩き、進む。
キレイに雲海から顔を出してくれてました。
ほどよい風と、森の木陰に助けられながら順調に高度を稼ぐ。
お花も好調なタイミングで歩きごたえに見ごたえ満点!
6.25-28 利尻山&礼文島
この日は風がすごく、フェリーニ当たる波しぶきも高い!!
念のため酔い止めを飲みました。体調管理は抜かりなく、、、ということで。
思ったほどではありませんでしたが、全員無事に鴛泊へ。
お宿では新鮮なウニが皆さんをお待ちしておりましたー!!
刺身ではなく、〆のご飯と一緒にいただくのが通?
ウニの元気をいただき、いざ利尻山へ!
まだ風こそ残るものの、雲もほとんどなく、涼しくて利尻日和。
団体さんもいたものの、タイミングが良く、山頂でもゆっくり過ごせました。
10時過ぎるころからクラゲ雲が発生。
風上へ行ってみると、目線の高さでクラゲ雲を見ることが出来ました。
面白いっ!初めてこの様に見ることが出来ました。
みんな向こうにお宿が。
高さを感じるいい展望でしたね。
下っている間に頭の上をクラゲ雲が次々と通過し、少し下がるとエライことに。
涼しさに後押しされ、2L持っていた水も500前後あまし、全員無事下山。
翌朝は、フェリー前に朝のお散歩。
お客さんが何やら発見・・・!!
しかも落としたらしくかけていて、中からはひよこ的なやつが・・・・・。
自然を生き抜くには運も必要なんでしょうか。
そして礼文島へ。
朝は利尻から雲に隠れて見えなかったものの、着いてみたらいいお天気。
風も丁度よく、気持ちの良いフラワートレッキングでした。
ここ数年、毎年来ているのですが、今年が一番開いていました。
夜は民宿知床のお母さんと美味しい料理にに癒され、テレビを見ながら撃沈

気が付いたら朝でした。
帰りは行きしなに目星をつけていたオロロンラインのエゾカンゾウ畑を再度チェック。
後半でようやく北海道の6月らしい天気になりましたね。
長期予報も修正がかかり、冷夏ではないとのこと。
7月もどうか良いお天気を!!
明日からは南アルプスへ行ってきます。
梅雨の最中とはいえ、あまり悪くない週間予報。
南アの神様、どうぞ宜しくお願いします^^(YOU)
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