ゆったりキナバル山登頂 6日間 2014.2.17-22
真冬の『真』が取れそうでとれない北海道を飛び出して、赤道近くのマレーシアはキナバル山に登ってきました!
僕らが北海道を旅立った日から3日間ほど、随分荒れたそうで・・・。
とっても深くて良い雪を楽しんだという声をよそに真夏を堪能してきました

Nomad真夏のお話、はじまりはじまりぃ〜。
成田を経由して、KK(コタキナバル)へ。片道5-6h程度の長すぎないフライト。結構あっという間です。
まだ真冬の体だった道産子にとっては、成田で既にちょっと暑い・・・

そしてKKに到着するやいなや、猛烈な不快指数150%ほどの蒸し暑さ・・・

夜なのに、これ?!と言わんばかりですが、なんせマイナスの世界から、
30℃ほど、しかも北海道にはないタイプの気候ですもんで、いい経験になりました。
しかし建物内はクーラーが効いていて快適。
ホテルも上々でございました。
DayA
車移動でキナバル山登山口へ

トヨタに日産、三菱と日本車が多いこと、多いこと。
特にランドクルーザープラドなどのちょっとイカツイ車が人気なようで。
道中の『ナバル村』に立ち寄りました。
51?の民族がいるというマレーシア。キナバル山麓のドゥースン族の村を見下ろすナバル。

中腹の小山がドゥースン族集落。
ナバルはマレー語で未亡人という意味だそうで。
民族のお話がこれまた深すぎで覚えきれませんでした。スミマセン。
観光ガイドのウィリアムさんから
差し入れにモンキーバナナ、いただきました!

甘くてうまい!
二口ほどで食べてしまえるので、
登山前に空いた小腹はアッと今に5-6本平らげてしまいました

そして公園管理事務所で手続きを済ませ、ティンポホン登山口よりスタート。
歩き出すやいなや、ジャングル、ジャングル。
白銀の世界から来た道産子チーム。
ようやく緑に目が慣れてきたかと思えば、溢れんばかりのシダに苔に花。

緑のみならず、色鮮やかな葉っぱなども沢山ありました。
そしてマレーシアと言えばこちら・・・↓↓

ギャー!!!
と叫んだ口の様です(笑)
ガイドのベンさんが指さす方に目をやると、ウツボカズラの登場です。
植物園などでしか見たことがない彼らがこうやって目の前で、しかも大量に・・・。
平たい葉っぱの先から茎が伸びてこの部分がある、といった感じです。
しかも成長過程にあるやつは、上の蓋がまだくっついているものも。
見応え満点。
一度覚えると、山菜取りのように目がドンドン見つけてくれます


こんな鮮やかなやつも。
そしてベンさんが教えてくれた貴重な株↓↓

ちっこいカズラちゃん。
もしかしたら世界最小とのこと。
真ん中の株が5円玉程度で、カズラちゃんは5o程度。
登山道上でもごく一部でしか見られないものでした。
ゆっくり時間をかけて目指すはラバンラタハット。
午後に高く登った雲の切れ間から次第に視界も開けて、いい展望。
小屋に到着すると、そこは国際色豊かな山小屋。

いろんな言葉が・・・・!
DayB
早朝起床&朝食、ヘッドランプをつけてのスタート。
真っ暗と思いきや、満天の星空に月明かり。
ほぼ満月ということもあり、開けたところではヘッドランプいらずなほど。

夜明け前。
次第に東の空が明るくなってきました。
標高も高く、雲海も見下ろせるので、国際線の窓側に座った時の気分。
そして御来光。

柔かく暖かい日差し。
ラバンラタに2泊、予備日持ちなので、こういう条件に恵まれたらもう言うことはありません。
最高の天気・展望、ゆったり歩き、山での時間を目一杯堪能できるプラン。
この時間に既に下山する人も。

早いもんですね!すごい!
明るくなり、登山も終盤。花崗岩の一枚岩の世界。
パンフレットなどで見た世界が目の前に広がります。

圧巻の岩の世界。
ゆっくりゆっくり。
一歩一歩をじっくりと踏みだし、青空に突き上げる山頂へ。

無事に全員登頂です^^
ベンさんがとにかくゆっくりリードしてくれたので、
全員無理することなく元気に登頂することができました。
香港女子チームとお互いに登頂をお祝いし、山頂でゆっくりと過ごして下山開始。
最高の景色を見下ろしながら、小屋までゆっくり下山。
無事に到着し、祝杯

&ランチ&昼寝・・・

どうやらぐっすり昼寝をしている間、外はスコールに見舞われたそうで・・・

すっかり疲れて眠ってしまったので、何となく雨の音を聞いたような・・・(笑)
DayC
ティンポホンから登り、マシラウへ降りるという今回のコース。
マシラウもこれまた歩きごたえがあるので、早めの出発。

おはようございます。
二日連続、素晴らしい御来光に胸がいっぱいです。

朝の光は良いですね。
マシラウルートに差し掛かると、
とたんにみずみずしさに溢れ、植物が急に元気になったようでした!
そして往路でみかけたあいつは更に数を増して登場!

iフォンの3倍はある大きさ。
ベンさんいわく、世界最大。
慣れてきたので、手に取ることも出来ました。なんか暴れだしそうで・・・(笑)

まるで鬼太郎の世界?

大家族。
ここまでの数と種類が見られ一生分見た感じです

途中からは巨大ドングリのオンパレード。

地面まであと少し!
日本とはまた違った感じのミズナラ系の木が生い茂り、
足元には数えきれない大きなドングリや帽子が転がっていました。
登山の〆にと登場してくれたか・・・↓↓

蛇!
あとで聞くとどうやら毒蛇だったらしく、
さわらぬ神にたたりなしということで、遠巻きにズーム撮影。
ちょっと嫌な予感がしていたのは、的中してました。
無事にマシラウルートも完歩し、2種類の立派な登頂証明書もゲット


KKへの帰りしな、ベンさんとお別れし、街の露店見学。
まずは果物↓↓

ライチ!旨い^^

ドリアン!痛い!
山間の街でしたが、魚も売り出されていました↓↓

この暑さで大丈夫・・・?
後の赤いBOXには氷が沢山。
これで何とかやっているとのことでした。

干物も発見。

そして唐辛子。。。
こいつは辛そうです。
札幌でもスープカレーに入っているあいつにそっくり。カジッタラ最後・・・です。
夜はマレー料理の海鮮レストランにて。
ここでは様々な民族の舞踊を見学できるところで約10種類の踊りを見ました。
風土を感じさせる音楽に歌、そして踊り。
一番前のいいテーブルで見ていると、ダンサーに招かれステージへ・・・

どうやらテーブルごとに招かれ一緒に踊るというシステム(笑)

舞踊体験その@
言葉は通じなくとも、踊りで通じ合える?!
そんな感じがした瞬間です。
ステージから戻るとお客さんも大喜び

ほっと一息ついてビールに料理にと楽しんでいると・・・・。
今度は舞踊ならず、、、

吹き矢タイム

一度捕まえられた僕は格好の的となったか、
いとも簡単に手を引かれ、吹き矢に挑戦することになりました。
2mはあろうかという長い吹き矢から竹串を放ち、見事風船を爆破

緊張したぁ~・・・

外していたらどうなっていたんだろう(笑)
舞踊のショーも盛り上がり、終盤になったかと思うと、
またまた各テーブルからゲストを連れ出し、ダンスタイム

ここまで来たらもはや常連です

山で鍛えた足腰を武器に、無事に竹に足を取られることなく踊り切りました


添乗員、フル稼働

最後にショーを繰り広げてくれたダンサーたちと記念撮影。
右から3番目の子が高梨沙羅ちゃんそっくりでした。
DayD
大盛り上がりの夜を経て、静かな朝。
KKからボートにゆられ、一路リゾート無人島へ。
海からもキナバル山の勇姿が見られ、登頂した余韻に浸りました。
到着した先はサピ島↓↓

キタぁ~!!!
暑すぎるほどの日差しの中、キレイなビーチに到着。
各種アクティビティの受付を済ませ、いざ無人島遊びスタート

まずは水中ウォーク。
水深3mほどの深さに作られたプラットホームを歩きます。
熱帯魚がこれでもかっ!というほどに目の前に!

いい笑顔です


そしてお次は空へ~

パラセーリングで大海原から飛び立ちました。
島も眼下に、そしてどこまでも広がる海がキレイでした。

飛びます!飛びます!
気持ちの良い潮風に浮遊感。
濡れたあとだとちょっと寒くなるので、Tシャツのご用意を。
そしてまったり島でランチ。
マレーシアは肉がおいしいですね。ラムに牛、鶏がメインですが、どれもGOOD。
山の方で作られている高原野菜も美味しいし、
個人的にはチャーハンや焼きそばが最高でした

午後はまったりシュノーケリング。

あんな魚に、

こんな魚に。
場所によっては目の前に沢山の魚が現れ、見応え満点。
いろんな魚にサンゴ礁が見られました。ありがとう^^
そして島の〆となったのはまたもや爬虫類。

で、デカい!!
のっしのっしとエサを求めて歩き回るコモドドラゴン。
こいつはもはや恐竜でした。
尻尾の力が強力らしく、近づくべからず・・・・・。大人しいですけどね。
島から戻り、夕方はちょっぴり市内観光&最後の晩餐


ちょうど良い時間でした。

イスラム教のモスク。

最後は燃えるような夕焼け。
最終日は朝から帰国のため移動日。
それにしても、真冬から真夏に行くから、これだけ濃い時間に感じられたと思います。
マレーシアを一番高いところから、
ちょっと潜ったところまで標高差約4100mを楽しんじゃいました

2月は年間を通じて一番雨が少ない季節ということで、この時期に設定されています。
ご興味のある方は、是非お問い合わせくださいね。
33℃から-7℃の新千歳に戻り、翌日にはバックカントリースキー。
そして昨日は羊蹄山の山頂へ登り、父釜・母釜のダブル釜滑降に、
山頂から45分間のパウダー満喫滑降プラン

明日からまた冷えるということで、まだまだパウダーも楽しめそうです!
残り少ないパウダーシーズンを思い残すことなく遊びましょう~! (YOU)