2013.10.25-30 玉山登頂と北台湾6日間
久しぶりの海外の仕事に行ってきました。
今回は玉山登頂と北台湾観光6日間の添乗へ。
新千歳空港から台北へ直行便利用で片道約3.5hのフライト

札幌から沖縄へ飛んでいくような感覚で行けます。
初日は移動。
2日目は観光ガイドの李さんの案内で台北観光。
日本語が上手な李さん。いろいろ教えてくれて、台湾では半沢直樹が流行っているそうです。
台湾でもみんな倍返し・・・・だそうで(笑)
中正紀念堂などの有名どころも巡るも、個人的に面白かったのは龍山寺や保安宮などのお寺。
ちょっとご紹介。まずは龍山寺。

線香を立てる香炉。
飾りがなんとも素晴らしいものばかり。

噴水も、

仏壇も派手派手

日本との違いを感じさせるところが沢山で面白い。
お寺の一角では熱心にお経?を読む人々も。

観光客がいてもなんのその。
続いてお寺シリーズは保安宮。
こちらは医学の神様を祀っているそうです。台湾の文化財にも指定されているそう。
立派な装飾は数年前にリフォームされたそうですが、今では職人不足になってきているそうで、
貴重な文化財を守るのに一生懸命になっているとか。

スゴイ飾りです。
お寺の周りでは敬老の日的なお祭りが催されていて、出店も沢山。

本当にその長さ?!

見慣れないフルーツに、

貝類も。
とにかくいろいろなものが売られていて、通るたびに威勢よく現地語で話しかけれますが、
向こうも日本人とわかると遠慮がち?な感じでした。
忠烈祠の交替式も見学。
台湾では徴兵制度があるそうで、この忠烈祠は日本でいう靖国神社のようなところ。
門を守るのは兵士の中でも180cm以上の人が選ばれるそうです。

ピクリとも動かない・・・。
11:00になると交替式が行われて、この行進が見事でした↓↓

ボディバランスが◎
このあと飲茶料理に舌鼓をうち、玉山の山域が近い台湾中部の東埔温泉へ。
3日目。
東埔温泉からバスで1.5h山道を走り登山口へ。
素晴らしくグネグネ。どこの国へ行っても、良くこんな山に道をつけたもんだと感心します。
と、終盤に道路工事に資材積み下ろしに阻まれ15分足止め。

天気も眺めも良いからOK。
無事に到着し、登山ガイドさんのサポートですんなり入山手続も完了。
雲一つない天気の中、登山開始。

好天のスタート




しばらく下の廊下的な道。

花もチラホラ


展望も抜群

初日の行程は8.5km、約6h。
途中の展望台にてお昼休憩。ガイドの施さんがお湯を沸かしてカップラーメン。

いつも明るく元気な施さん

みんなが疲れてくると必ず元気に声をかけてくれ、盛り上げてくれました。
玉山のガイド歴は500回以上と若くして経験豊富。
午後の部は雲が湧いてこれまた幻想的な雰囲気に。
中盤の標高帯は屋久島にちょっと似た感じの杉林。

笹も葉が小さく画になります。

途中巨大な岩壁が・・・・!!
迷わず登って遊びました

(行きも帰りも!)

排雲山荘(3402m)到着。
現地の言葉では『ぱいうん』と発音してました。
7/20にようやくリニューアルオープンとなり、沢山の登山客が訪れています。
設備・料理も良く、気持ちよく利用させていただきました。
標高も高く、結構冷えるので、防寒装備が重要です。
小屋前のデッキからは夕日が眺められます。

日が沈んだらお休みなさい・・・

4日目。
いよいよ玉山登頂日。
朝も早よから1:30起き

軽食をいただき、出発です。
小屋の外の気温は5℃、中は10℃程度でした。
夜中空は晴れ渡り、素晴らしい星空が見られました。
特に小屋の玄関に立つと、ちょうど正面から天の川が向かってくるように見られ、
いつもとはまた一味違った夜空を楽しめました


終盤にはこんな道も。
頂上直下では鎖がついた岩のルート。
毎日結構な数の登山者がいるため、落石には十分注意が必要で、
僕らの後ろを歩いていた登山者もこの写真の現場の近くで足を滑らせ、
結構な量の石が流れ落ちました。
幸い怪我人は出ませんでしたが、暗い時間なので、要注意です。
そしてお待ちかねの玉山山頂(3952m)へ。

ついに到着です。
頑張りが報われる素晴らしい眺め。
上空に雲はなく、雲海になっていました。

そして御来光。
風が結構吹いていて、山頂の気温は1.5℃。
きちんと防寒していないと寒いですが、風をよけて朝日を浴びていると不思議とポカポカ。

全員元気に頂上へ

山頂でも施さんがお茶を入れてくれ、大展望の中、ゆっくり山頂で過ごすことができました。
台湾最高峰の眺めを大満喫し、下山開始。

足元には要注意。
この後、山荘で朝食をいただき、ゆっくり下山。
最後まで雨には降られず、いい天気の中、山を楽しめました。
そういえば、下山中登っていく日本人ツアーグループの中に、福岡のSさんとバッタリ!
ここまで来て、以前ご一緒させていただいたお客様に出会うなんて、山の世界はやっぱり狭い?

台北へは新幹線にて。
とっても快適な新幹線移動でした。
5日目は北台湾を大満喫する観光の一日

まずは一路海の方へ。奇岩がいっぱいの野柳風景区。

なにやらポコポコがいっぱい。
近づいてみると・・・・↓↓

こんなのがいっぱいです。
公園も良く整備されていて、バードウォッチングや撮影のスポットだそうです。

南国らしい花


日本より1回り大きい蝶々。
続いてゴールドラッシュで栄えた九份へ。
『千と千尋の神隠し』の舞台ともなった街並みが印象的。

夜もキレイだとか。
実際に宮崎駿監督がお茶をしたと言われる茶屋で休憩。

眺め良く美味しいお茶でした。
人はいっぱいでしたが、どことなくノンビリした雰囲気を秘めた場所でした。
そして今回の旅で一番美味しかった料理は小龍包〜!

アツアツ、ジューシー!

どれも美味!!

彩りも楽しめます


そして台湾ビールもなかなか。
今回立ち寄ったお土産屋さんもなかなか面白かったです。

『うわっはっは』
あんな爺さんやら、こんな爺さんまで↓↓

今にも目を開けそうでした。

これは本物のお爺さん。
なにやらこの大きな紙いっぱいに習字を書いてました。
とっても都会的な一面を見せてくれたのは、『台北101』。

高さ509.2m。
展望台へ上がるエレベーターが何と東芝製。
時速約60km/hであっという間に89階の展望台へ



上から眺めたその景色がこちら↓↓↓

ビルも沢山、まさに中心地。
この近辺に住む人と言えば、台湾の芸能人やお金持ちだとか。
マンションなども高騰しているらしく、スゴイ値段だそうです。
観光の最後は故宮博物館。

デカすぎて入りきりません。
中には本当に沢山の展示物があり、ジャンルも豊富。
じっくり見るには丸々一日がかり。中にはカフェなどもあるので、休みながらがいいでしょう。
来年は日本展が催されるそうで、
2014年6月24日〜9月15日で上野の東京国立博物館(185件の展示)、
10月7日〜11月30日には九州国立博物館(110件の展示)で見られるそうです。
一見の価値があると思いますので、ご興味のある方は是非。
長くなりましたが、最後に今回利用のEVA航空はキティちゃんづくしでした!

外装から内装の隅々まで。
機内食の食材やスプーンの柄などまでどこを見てもキティちゃん。
ファンにはたまらないフライトとなるでしょうね

帰ってきたら、千歳上空は紅葉真っ盛り


この時期のフライト大好きです。
見どころ満載の同プランは2014年5月2日(金)〜7日(水)の6日間、
そして台湾最高峰の玉山(3952m)と第二の高峰雪山(3886m)も登りたい方は、
5月10日(土)〜17日(土)の8日間というプランもあります。
どちらも(株)ノマドにて好評受付中です。
ご興味のある方は、このチャンスに是非どうぞ!(YOU)
posted by ノマド gaidorepo-to at 12:33|
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