5月1日〜3日
札内岳
既にアップされていた札内岳BCのレポートにもあったように、
あの巨大デブリを僕らも越えて札内岳へ行ってきました…


道の奥のあれです。
沢を覆うほどだったようで、雪崩てすぐは沢の流れも違っていたかもしれません。
これまでにこんな身近に巨大デブリを見たことはなく、見た人を震撼させる凄まじい規模でしたが、なんと!このピリカペタヌ林道のデブリは序章に過ぎませんでした…。
予定の尾根に雪がとっても少なく、奥へ詰めることを余儀なくされ、藪を漕ぎ漕ぎ途切れる雪を詰めていくと…。
と言った気分でした(笑)
沢地形に目いっぱい詰まったデブリの山々。時々倒木。4-5mほど雪が詰まっている場所もあり、春の山の恐ろしさをまざまざと伝えていただきました。ありがとう日高のデブリ。
安全な場所にベースキャンプを構え、翌日アタック。
雪が日、一日ごとに見る見る溶けて下がり、ものすごいスピードで春がやってきていました。
昼間には沢の水も薄く濁って量を増し、朝夕には割と落ち着いて。
一日のうちに変化が見られる貴重な季節ですね。

雪を登りつないで稜線へ。

時々なれど踏み抜き注意!
時折、崩れそうな雪庇もありましたが、札内の稜線はまだ雪OK。
稜線に上がってからが、意外に遠い?
歩きごたえ満点のアタックです。

もう少し!

今日も暖か

ザクザク雪。
最後の登りをグッと堪えて…、、、山頂に到着〜



少し雲が出ていましたが、見ごたえ十分の大パノラマがお出迎え



カムエク方面。
肝心のカムエクは右奥のピークの後ろ、雲の中です。

エサオマントッタベツ(右)。

奥は伏美〜幌尻のルート。
左から幌尻、七つ沼カールの上部、真ん中奥のとんがりが戸蔦別岳、右へ北戸蔦別。
写真中央を左から右に行く稜線は、エサオマンから戸蔦別へつながる主稜線。
右端の黒っぽいの北の神威岳。沢か雪で行くピークです。
左から1967、ピパイロ岳、右端に伏美岳。去年の夏の縦走が思い出されます^^
大・大パノラマと暖かい日差しを満喫させていただきました。

充実の登頂

この日、下からハイスピードで日帰り登頂されたご夫婦にお借りした山名板でパチリ

本当にありがとうございました!!
そして何よりうれしかったのは、Sさんの北海道百名山達成の登頂〜









これは盛り上がりました。この上ない素晴らしいコンディションに恵まれ、展望もバッチリ、メンバーもみんな和気藹々で、しかもSさん札内岳への挑戦がなんと4回目!!そして百山目の達成と来たものですがからガイドとしても感動はひとしおでした!!
またとない貴重な時間に立ち会わせていただき本当に感謝です。
これからもみんな元気に山を楽しみましょう〜

(YOU)
posted by ノマド gaidorepo-to at 18:07|
スノートレック
|