さすがに12月、層雲峡独特の-20℃というような恐ろしい冷え込みはなく、せいぜい-7~8℃といったところで、氷も柔らかくよく刺さりました。
初日は錦糸の滝を上まで。
こちらは雪どっさりだったので、ラッセルを嫌い真ん中を登って行くが、最終ピッチは氷が薄く、4度ほど踏み破る。
それでも勇気を出して突破を試みるが、どこにもプロテクションを取れず、10mくらいランナウト。
さらに氷は薄くなり、滝の轟音が響いてくる。もし氷をけり藪って中に落ちたら、たちまち溺れ死にだ。
アイスのクライムダウンって、むずいからねぇ〜・・。
7mほど下りて左にかろうじてトラバースして、岩壁の支点に到達。
ところが、上から投げおろしたロープが、先ほど自分でけり破った穴に飲み込まれ、ロープはずぶ濡れ状態に。
2Pめの懸垂では、濡れたロープが氷付いて流れが悪い。
かなり調子よし(み)